ニッコウヒョウタンボク |
スイカズラ科 スイカズラ属 |
山地の林縁などに生える落葉低木で、高さは2メートルほどになる。葉は対生し楕円形〜長楕円形で、葉の先は尖り、全縁。 葉腋から長い柄を出し、長さ15〜20ミリくらいの白い花を2つ並べて付ける。花冠は唇形で、長さ1.4センチほど。上唇は浅く4つに裂け、下唇は線形で垂れ下がる。実は球形の液果で、赤く熟する。花期は7〜8月。関東地方北部から中部地方に分布する。 〜徒然想〜 花が白色から淡黄色に変化し、上唇も下唇も強く反り返るのが特徴です。実は2個が合着します。 山梨県三ツ峠での植物保護活動を終え、一つ撮り損なった花を撮り終えて、皆さんと遅れて山を下ります。追いついた先で皆さんが観察していた花が本種でした。 オオヒョウタンボクとの違いが分かりませんでしたが、同年に撮ったオオヒョウタンボクと画像を比べると、特に上唇が反り返るところに違いがあるように思えました。 次に気になっているのがハナヒヨウタンボクです。軽井沢に観察地があるようなので、調査して、ぜひ見たいです。 -同じ科の植物- |
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2012.6.17 山梨県 |
2012.6.17 山梨県 | 2012.6.17 山梨県(画像にポインターをおいてください) |
2012.6.17 山梨県 | 2012.6.17 山梨県 |