ナンゴクヤツシロラン |
ラン科 オニノヤガラ属 |
常緑樹林下などに生える腐生ランで、高さは3〜5センチ。茎は地上部では殆ど伸びず、花序を入れて低い。 花は茎頂に1〜4個総状花序に付き、淡黄褐色で萼片と花弁が基部で合着して広く開いた鐘形となる。唇弁は3裂し、中央裂片に板状隆起がある。花後、花柄は15〜35センチほどの長さになる。花期は2〜3月。沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 ヤブミョウガランを撮影したときだったでしょうか? 花茎が伸びたヤツシロランの仲間を数多くみつけました。こんなところにヤツシロランが・・・と、現地の方も驚きを隠せない様子でした。7年前のことでした。 その後、このヤツシロランはナンゴクヤツシロランであることが分かりました。この仲間にしては飛び切り綺麗な花です。 この花とリュウキュウカイロランが見たくて、沖縄を訪れました。7年前の場所は大雨で流されたとのこと、花期は短いとのことで、見られるか心配しながらの花探しが始まりました。 みつかったのは間もなくのことでした。現地の方に感謝です。でも、花の多くは終わりかけていたり、花弁が欠けていたり・・・、やはり、ちょっと遅かったようです。 でもでも、運は残っていたようです。いい状態の花と蕾を付けた1株がみつかりました。重ねて現地の方に感謝です。 -同じ科の植物- |
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2015.3.6 沖縄県 |
2008.4.12 沖縄県 | 2015.3.6 沖縄県 |
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