ナンゴクヤマラッキョウ |
ユリ科 ネギ属 |
山地の草原などに生える多年草で、高さは20〜60センチ。葉は線形で、断面は三角形〜変形した長方形まで変化があり、中実。 花は花茎の先に散形花序を作り、多数の花が球状になるが、数花のものもある。花被片は6枚で紅紫色、雌しべ1個と雄しべ6個は花被片より長い。花期は11〜12月。鹿児島県に分布する。 〜徒然想〜 ヤマラッキョウの葉の断面が扁平で中空であるのに対し、本種は三角形で中実である違いがあります。 よく整備された草地には、点々と紅紫色の花が咲いていました。近くにはキリシマリンドウと呼ばれる紫色のリンドウや、ヤマハッカ、シロバナヤマハッカ、サイヨウシャジンなどがよく見られ、11月にもなろうとするのになかなか賑やか、さすがに九州です。 撮影していると、“奥に”いっぱい”咲いているところがあるよ!”というオバちゃんに教えられ行ってみましたが、話ほどの”いっぱい”ではありませんでした。 −同じ科の植物− |
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2012.10.27 鹿児島県 |
2012.10.27 鹿児島県 | 2012.10.27 鹿児島県 |
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