モミジコウモリ

キク科 コウモリソウ属

山地の湿った林下などに生える多年草で、高さは80センチほどになる。葉は腎形で掌状に5浅裂し、縁には微鋸歯がある。葉には長い柄があり、基部は耳状に茎を抱く。
頭花は総状円錐花序につく。総苞片は5個。小花は6〜7個で白色。花期は8〜10月。九州に分布する。

〜徒然想〜

観光の合間にこの渓谷の花散策をするには、あまりにも奥が深く無理があります。
林道沿いにこの花をみつけて車を停めましたが、花期には少し早かったようです。多くは蕾で、前日の雨で倒れた個体にわずかに花が開いています。
オオカニコウモリに似た大きな葉をもっていますが、厚みと光沢があります。

後でこの花は九州にしかないことを知り、蕾であったとしても、もう少し丁寧に撮ればよかったと、反省しきりです。
今晩の宿泊地は霧島です。2時間ほどの所要時間を考えると、そろそろこの地を離れなければいけません。再訪を願いつつ、この地を離れます。

2012年に再訪しました。

−同じ科の植物−
2010.9.4 宮崎県
 2010.9.4 宮崎県    2010.9.4 宮崎県
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