ミヤマキスミレ

スミレ科 キスミレ類

 
2013.7.21 山形県   2013.7.21 山形県

本州中部地方以北〜北海道の山地などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。
オオバキスミレの高山型変種で、3枚の葉がほとんど輪生状で、基部があまり心形にならない。花期は5〜7月。


〜徒然想〜

以前、東北の山でオオバキスミレと思いざっとした撮影しかしなかったところ、葉が輪生状に付く本種があることを知り、悔しい想いをした花です。もちろん、葉の付く様子は確認しませんでしたし、撮影もできていませんでした。

数年後、再び東北の山を訪れる機会があり、今度はしっかりと確認しようと勇んでいました。オオバキスミレは3枚の葉のうち1枚が少し離れて付くのに対し、本種では輪生状に着くのが特徴で、これをしっかり確認して撮影しました。
ようやく訪れることができた山で輪生状に着く葉を確認でき、何か一つの目標を達成しホッとした想いです。
山の登山口付近では終わりに近い花が多かったものの、上部では盛期の花の群生が見られました。

−同じ科の植物−

  
   2013.7.21 山形県  
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