ミカワバイケイソウ |
ユリ科 シュロソウ属 |
中部地方南部の湿地に生える多年草で、高さは1メートルほど。高山に咲くコバイケイソウが低地の湿原や湿地に取り残された変種とされている。葉が細長い、花柄が長い、花被片の縁に細かな切れ込みがあること、雄しべが長いなどの違いがある。葉は長楕円形〜楕円形。 花は白色で花茎の先に多数複総状花序に付くが、コバイケイソウよりまばらに花を付けているように見える。花期は4〜5月。 〜徒然想〜 数年前、“みかんの花日記”では、“今、ミカワバイケイソウが花盛りです。今年は花の当たり年で、ここ数年のうちで最も花の数が多いでしょう。”、という記事がありました。 これに反し、私が訪れた2011年は外れ年だったようで、ミカワバイケイソウの群生地とされる場所には全く花が見られません。私と同様に、訪れた方々が林の奥を覗き込み、がっかりする姿がよく見られました。 この花は、当たり年と外れ年があり、湿原内では咲かない年もあり、訪れる際には情報に注意を払わなければなりません。 画像は、ボランティアの方に今年咲いている場所を教えてもらい撮影しました。やや終わりかけでしたが、咲き残っている花序を選択して、望遠で花のアップを撮りました。 −同じ科の植物− |
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2011.5.24 愛知県 |
2011.5.24 愛知県 | 2011.5.24 愛知県 |