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タチツボスミレとニオイタチツボスミレの交雑種。 〜徒然想〜 撮影時からちょっと変なすみれと思っていたものです。明らかにニオイタチツボと思われる群生の一角に、色が薄く丸みのある花の固まりがありました。 図鑑などを精査し、マルバタチツボスミレに目が留まりました。同定の決め手は、葉が丸いこともさることながら、距の色、花が両親の中間的で白抜き部分に濃い縁取りが見られること、花柄に毛があることですが、交雑種の同定は勇気がいるものです。 見覚えのある花が群馬の山でもみつかりました。葉が丸く、ニオイタチツボにしては薄い花色です。同じ山にマルバタチツボスミレの観察記録があることも、同定の励みになりました。 −同じ科の植物− |
| 2010.3.21 京都府 |
