コオニユリ |
ユリ科 ユリ属 |
山地のやや湿り気のある草原に生える多年草で、高さは1〜1.5メートル。葉は互生し、狭披針形で、葉柄はない。 オニユリに似ているが、葉の付け根にムカゴを付けない。オニユリより全体に小型だが、見分けが付かないほど大きなコオニユリの報告もある。 花は橙紅色で、直径は8センチほど、花被片に濃い斑点が多数あり、強く反り返る。よく結実する。花期は7〜9月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 姿形はオニユリに似ていますが、ずっと小型で、オニの名が似つかわしくないほど優しげな感じがしました。 伊吹山の日当たりのいい斜面に生えていて、草の間から顔を出す姿が可愛らしい。 この日は三合目から登ってきましたが、ユウスゲの黄色から始まってコオニユリの赤、・・・・そして山頂のルリトラノオの青・・・・と、色とりどりの花を楽しませてもらいました。 東京への帰り道は車で4時間余り〜ずっと余韻に浸っているので、遠い道のりではありません。 −同じ科の植物− |
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2009.8.7 滋賀県伊吹山 |
2009.8.7 滋賀県伊吹山 | 2009.8.7 滋賀県伊吹山 |
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