コクラン |
ラン科 クモキリソウ属 |
山地の林下などに生える多年草で、高さは15〜30センチ。葉は2〜3枚根元に付き、広楕円形。 花は総状に5〜10個付く。暗紫紅色で、側花弁は細くて反り返り、唇弁は反曲し基部に淡緑色の葯帽がある。花期は6〜7月。茨城県以南〜九州に分布する。 〜徒然想〜 各所で花後に遭遇することが多いため、わざわざこの花を目的に出かけることはありませんでした。 でも、今回は違います。以前この花を見た記憶を頼りに、山に入ります。 でもでも、山頂まで1時間余りの低山ですが、一回りしてもみつかりませんでした。みつけられると信じて疑わなかったのに・・・、気落ちして下山します。 すると、一つの花が・・・。コクランです。 何ということはありません。登山口から5分ほどの所です。往路では、あまりにも近いので見逃していたのです。 想像していた通り、花はユウコクランやササバランとよく似ています。花を見ただけでは区別がつきません。 この花は、各所で見られるはずです。雰囲気のいい岩壁や群生する姿です。次の出逢いを期待しましょう。 −同じ科の植物− |
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2017.7.8 千葉県 |
2017.7.8 千葉県 | 2017.7.8 千葉県 |
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