コケコゴメグサ |
ゴマノハグサ科 コゴメグサ属 |
中央アルプスの固有種で、礫地や草地などに生える半寄生の1年草、高さは2〜5センチ。茎には下向きの曲がった毛と開出する腺毛があり、葉は広卵形で、両面に細毛と腺毛がある。 花は5ミリほどと小さく、白色で紫色の筋があり、下唇の中央に黄斑がある。花期は7〜8月。 〜徒然想〜 中央アルプス木曽駒ヶ岳に生えるが、その場所は限られています。また、非常に小さい花で、目を凝らして探し歩いても見過ごすこともありそうです。 初めての木曽駒ヶ岳は、千畳敷までロープウェイで上がれるため観光客が多く、しばらくは喧噪の中での登山です。 しかし、それを過ぎると登山者もまばらになり、前後して歩を進める方と短い会話の山旅になりました。 山並みがきれいです。 コケコゴメグサは、そんな山旅が終わる頃、ようやく出逢うことができました。やはり小さいです。花は3〜5ミリほどでしょうか。 傍らのコケモモの実と比べると、その大きさが分かります。最も小さいコゴメグサの仲間です。 −同じ科の植物− |
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2012.8.2 長野県木曽駒ヶ岳 |
2012.8.2 長野県木曽駒ヶ岳 | 2012.8.2 長野県木曽駒ヶ岳 |
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