コバノボタンヅル |
キンポウゲ科 センニンソウ属 |
日当たりのいい林縁などに生えるつる性の半低木。葉は2回3出複葉。小葉は卵形で3裂し、大きな少数の鋸歯がある。 花は枝の根元から出て、白色の花を1〜3個付ける。花弁は無く、十字形の花弁に見えるのは4個の萼片で、雄しべは多数ある。花期は8〜9月。四国、九州、沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 ボタンヅルと思いましたが、どこか違うような気がしたのと、九州の地であることから撮影しておいたものです。花が大きいのも気になりました。 案の定、西日本に分布するボタンヅルの仲間でした。 ボタンヅルとは、葉が2回3出複葉であること(ボタンヅルは1回3出複葉)、花の数が1〜3個と少ないこと、花が大きいことなどが異なります。 それにしても、よく似ています。 さらには、名が紛らわしいコボタンヅルもあります。こちらは、花が多数付く2回3出複葉です。 関東、中部地方に分布し、近場の高尾山にもあるとのことなので、来シーズン探しに行くことにします。 −同じ科の植物− |
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2012.9.28 宮崎県 |
2012.9.28 宮崎県(画像にポインターをおいてください) | 2012.9.28 宮崎県 |