キセルアザミ |
キク科 アザミ属 |
別名マアザミ。低地〜山地の湿地などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。根出葉は花時にもロゼット状に残り、狭長楕円形、羽状に深裂するが、若い個体ではほとんど切れ込みがない。 花は茎頂に1〜2個、時に数個が下向き又は横向きに咲き、花が終わると上を向く。総苞は鐘形で、総苞片は開出しない。花期は9〜10月。本州〜九州に分布する。 〜徒然想〜 いつかは見られると思い特段探したことはありませんでしたが、思いのほか時間がかかってしまいました。 エンシュウツリフネ、ワタムキアザミ、ミカワシオガマなどを探しに奥三河地方を巡りました。東京から新東名を走り奥三河へ、木曽路から中央高速道に入り東京に戻りました。走行距離は800キロほど、ゆっくり旅でしたので、あまり疲労は残りませんでした。 キセルアザミはミカワシオガマをみつけた湿原で出逢うことができました。あー、これこれ! と、首を曲げる独特な姿を見て、ホッとするものがありました。 葉は長い楕円形で切れ込みがほとんどありませんでしたが、ネット情報によればこのような葉も見られるとのことで、キセルアザミとしてよさそうです。 −同じ科の植物− |
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2013.9.21 岐阜県 |
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