キイレツチトリモチ |
ツチトリモチ科 ツチトリモチ属 |
トベラ、シャリンバイ、ネズミモチ、ハマヒサカキなど海岸近くの自然林の根に寄生する多年草で、高さは3〜12センチ。葉緑素を持たないため発芽した種子のうち、寄主の根に付着したものだけが成長することができる。 雌雄同株。花穂は長い卵形で先が尖り、黄白色の粒に覆われる。雄花は花穂の表面にまばらにつき、花被は3つに裂け、白い花粉を出す3つの葯がある。雌花は花穂の表面の粒に隠れて見えない。花後は茶褐色やがて黒色に変色する。花期は10〜11月。九州(長崎、宮崎、鹿児島)〜沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 ナンゴクヤツシロランを探しに入った暗い森で、大変なお土産をいただきました。数年前、鹿児島県喜入町で探したのですがみつからず、再訪の機会を延ばし延ばしにしていたものです。 そんな植物との予期しない遭遇は、ほんとうにうれしいものです。植物の神様に感謝です。この地に案内してくれた現地の方に感謝です。 遭遇に感謝するも、気が付けば如何にもハブが生息して居そうな穴のある岩場です。三脚で周辺を叩きながらの撮影になりました。 -同じ科の植物- |
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2015.3.6 沖縄県 |
2015.3.6 沖縄県 | 2015.3.6 沖縄県 |
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