キダチコマツナギ

マメ科 コマツナギ属

中国など原産の落葉小低木で、高さは0.4〜2.5メートル。葉は奇数羽状複葉に付き、小葉は7〜13枚で、長楕円形。
葉腋に長さ4〜10センチの総状花序を出し、淡紅紫色で蝶形の花を多数付ける。花期は夏。

〜徒然想〜

花や葉はコマツナギそのものです。しかし、背丈は2メートル以上あり、コマツナギとは似つかわない姿です。ずっと???の想いが続いていました。
(画像は2008年に初めて見た場所で撮り直したものです。)

名を知るきっかけは最近発刊された帰化植物図鑑で、キダチコマツナギの名がありました。
道路の緑化目的で植えられた植物で、コマツナギとよく似ていますが、野外では大きくなります。本画像も林道沿いの明るい草地に並んで群生していました。

なお、本種についてはコマツナギと同種にする見解もあるようです。

−同じ科の植物−
2011.8.7 埼玉県
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