ケゴンアカバナ |
アカバナ科 アカバナ属 |
山地の湿った草地などに生える多年草で、高さは10〜40センチ。茎の稜上に、2列の屈毛がある。葉は卵状長楕円形で、先は尖り、縁に鋸歯がある。 茎の上部の枝先に、直径8ミリほどで、白色〜淡紅色の花を付ける。花弁は4枚で、柱頭は頭状。花期は7〜9月。北海道、本州、四国に分布する。 〜徒然想〜 イワアカバナに似たアカバナの仲間です。柱頭は頭状で同じですが、茎の2稜に屈毛があるのがイワアカバナとの違いです。背丈もより低いようです(画像のものは20〜30センチほどでした)。刮ハは初めは毛がありますが、のちに無毛となります。 等々、「日本の野生植物」(平凡社)によればいくつか違いがあるようですが、結局のところ茎の2稜の屈毛の有無が現場での見分けの指標になりそうです。 マイフィールドの八ヶ岳周辺でもイワアガバナはよく観察しているので、この中にケゴンアカバナも混在していたかもしれません。次回再確認です。 -同じ科の植物- |
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2012.7.28 北海道 |
2012.7.28 北海道 | 2012.7.28 北海道 | |
2015.9.5 山梨県 | 2012.7.28 北海道 |
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