カラフトヒロハテンナンショウ

サトイモ科 テンナンショウ属

山地の林下などに生える多年草で、高さは30〜100センチ。葉は1〜2個で、小葉は5〜9枚(ふつう7枚)。葉は楕円形〜広楕円形。花期は5〜6月。北海道利尻、礼文、天塩地方に分布する。

〜徒然想〜

北海道のマムシグサにはコウライテンナンショウと呼ばれる型が見られますが、カラフトヒロハテンナンショウは小葉の幅が広いこと、花が葉と同じか低い位置に付くことなどが区別の目安になります。
似た植物のヒロハテンナンショウとは仏炎苞の縦筋が隆起しないことなどで区別できます。

礼文島には本種が見られるということで、その産地情報を予め検索し探してみることにしました。情報のとおり本種をみつけることができましたが、正直、ヒロハテンナンショウと区別はできませんでした。
でも、これを機会にヒロハテンナンショウの仏炎苞の縦筋が隆起しているのを知りました。これが収穫かもしれません。

−同じ科の植物−
2013.6.12 北海道礼文島
 2013.6.13 北海道礼文島    2013.6.13 北海道礼文島
 2013.6.13 北海道礼文島    2013.6.13 北海道礼文島
     
 2013.6.13 北海道礼文島    2013.6.13 北海道礼文島