カイフウロ |
フウロソウ科 フウロソウ属 |
山地の草地などに生える多年草で、高さは30〜70センチ。葉は掌状に5中〜深裂する。イヨフウロ(シコクフウロ)の変種で、葉の裂片は尖り、茎や萼片に毛が少ない。 茎先に直径3センチほどの淡紅から紅色の5弁の花をつける。花弁には網目模様がある。花期8〜9月。長野県と山梨県のみに分布する。 〜徒然想〜 花仲間のHPから情報を得て、茎や萼片に毛が少ない特徴を図鑑で調べ、この花を探しに出かけることにしました。 花は山の中腹あたりから現れ始めました。さっそく萼の毛の状態を確認しますが、思った以上に毛が生えていました。グンナイフウロのようにびっしりと生えることはありませんが、どの程度なら“毛が少ないWといえるのか、母種のイヨフウロと比べてみないと分かりません。 ただ、ほんのまばらにしか毛がない個体もみられ、個体差がありそうです。 また、花はこの山の各所でみられましたが、あまり群生することなく花は少なめです。やや花期には遅かったからかもしれません。 −同じ科の植物− |
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2011.9.15 山梨県 |
2011.9.15 山梨県 | 2011.9.15 山梨県 |
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