ヒメサギゴケ |
ゴマノハグサ科 サギゴケ属 |
山地の渓流の岩上などに生える多年草で、高さは5〜15センチ。葉は根際に集まり、倒卵状長楕円形、縁には大きく切れ込んだ鋸歯がある。 花は葉のない花茎に総状花序にまばらに付き、白色でやや紅紫色を帯びる。筒形で、上唇は上向した卵形、下唇は先端で2裂し、基部に黄色の2隆条がある。花期は4〜7月。九州南部〜沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 この渓流は盛りだくさんです。ヒメサギゴケ、ヒメミヤマコナスビ、アマミカタバミ、コケタンポポなどです。 そして、もう一つ、ヒメハブです。 ヒメハブは、ほんとに保護色で、丸くなっていると石と区別がつきません。慣れない外地の者には、ほらそこに! と言われても気付かないほどです。いずれの花も、撮影するときは、慎重に足元を確認してから撮影しました。 (怖いもの見たさの方は、こちら) ヒメサギゴケは、渓流の苔むした岩上に生えていました。増水すれば流されてしまうような岩上です。今は、前日の雨に濡れ、渓流の植物そのものの姿をしています。 −同じ科の植物− |
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2015.5.31 鹿児島県 |
小さなアマミカタバミの葉が見える 2015.5.31 鹿児島県 |
2015.5.31 鹿児島県 |
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