ヒメジソ |
シソ科 イヌコウジュ属 |
山野の湿った林縁や道端などに生える1年草で、高さは20〜60センチ。茎は四角形でよく分枝し、下向きに曲がった毛がある。葉は対生し、卵形〜広卵形、粗い鋸歯があり、質はやや薄い。 枝先に花穂を出し、小さな唇形花をややまばらにつける。花冠は白〜淡紅紫色で、唇は3裂、下唇は2裂し、上唇の先は尖らない。花期は9〜10月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 キイイトラッキョウやシチョウゲが咲く渓谷の岩場の陰で、よく見られました。 両者に比べ希少種とはいえない全国的に普通に見られる植物です。それでも、撮影当時は名前が分からず、希少種を撮るのと同じ気持ちで撮ったのが思い出されます。 イヌコウジュとよく似ているが、茎の毛が少なく、葉が菱形になり、葉の鋸歯の数が少ない(4〜6対)点で区別されます。 −同じ科の植物− |
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2009.9.23 和歌山県 |
2009.9.23 和歌山県 | 2009.9.23 和歌山県 | |
2009.9.23 和歌山県 葉 腺点が多い |
2012.9.28 鹿児島県 |
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