ハナビゼリ

セリ科 シシウド属

山地に生える多年草で、茎は直立し高さは60〜100センチ。葉は2〜3出羽状複葉で、小葉は長卵形〜広卵形、多少粗い鋸歯がある。
枝先の複散形花序に小花を多数付ける。花弁は5個で白色。花柄や小花柄が不同長なのが特徴。花期は8〜9月。本州関東以西、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

カノツメソウかと思いましたが、上部の茎葉の3出葉がなく、全体的にもなよっとした感じがありません。
花柄の長さが違うものが混じるので本種としましたが、自信はありません。
東京奥多摩でマツノハマンネングサを撮影しに行った際、下山中に群生しているのをみつけました。

マツノハマンネングサは、前年に花後をみつけ、今年、満を持した花期に出かけましたが、今度は花期には早すぎました。
2012年は夏の暑さが厳しく雨が少ない年で、こんなことも花期に影響が出ているのかもしれません。

−同じ科の植物−
2012.8.7 東京都奥多摩
 2012.8.7 東京都奥多摩    2012.8.7 東京都奥多摩
 
2006.8.18 東京都奥多摩     2006.8.18 東京都奥多摩