カノツメソウ

セリ科 カノツメソウ属

山林下に生える多年草で、高さは50〜100センチ。茎は直立し、上部で枝を分ける。
下部の葉は2回3出複葉、上部は3出葉で、小葉の質は薄く広卵形〜広披針形、先は細まり、基部はくさび形。
複散形花序に白色の小花を付ける。花期は8〜10月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

茎が細く弱々しいので、斜めに倒れる姿によく出逢います。背丈が大きい割に花序や花が小さく、さらに風でよく揺れるので、撮り難い植物の一つです。

今日も、高尾でみつけた新しい道を遮るように、この植物が垂れていました。
人がほとんど通らないのでじっくり撮れる場所ですが、それでも暗がりと風が邪魔をします。

−同じ科の植物−
2008.10.5 東京都高尾山(画像にポインターをおいて下さい)
2008.10.5 東京都高尾山 2008.10.5 東京都高尾山
 
 2020.9.16 東京都高尾山    2011.8.16 長野県白馬