ハマウツボ

ハマウツボ科 ハマウツボ属

海岸や河原の砂地などに生え、ヨモギ属、特にカワラヨモギによく寄生する1年草で、高さは10〜25センチ。茎は太く、まばらに白い軟毛が生える。鱗片状に退化した葉は、披針形〜狭卵形で黄褐色。
花は茎の上部に穂状に多数付ける。花冠は唇形で淡紫色、長さ2センチほど。花期は5〜7月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

案内して頂いた海岸は、4年前の2008年に案内して頂いた同じ海岸でした。本種を探したのですがみつからず、残念な想いで撤退した所です。
折しも4年後に同じ場所に立つとは・・・、懐かしい想いです。

今度はすぐに本種をみつけることができました。
やや盛りを過ぎているものもありますが、足の踏み場に気を付けるほど多くの本種が立ち上がっていました。
4年前と比べ2週間ほどの違いだけなのに、花期は難しいです。
今回は思いがけないナミキソウのおまけ付きでした。

−同じ科の植物−
2012.6.2 島根県
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