ハマベンケイソウ |
ムラサキ科 ハマベンケイソウ属 |
海岸の砂地、礫地などに生える多年草で、茎は地面を這って伸び、枝分かれして長さ1メートルほどになる。葉は広卵形〜長楕円形で多肉質、全縁、青白味を帯びる。 花は茎頂や枝先から垂れ下がって付き、青紫色、筒状で長さ1〜1.3センチ。花期は7〜8月。北海道〜本州北部に分布する。 〜徒然想〜 6月に解禁になったとされる北海道の昆布漁は、この時期の風物詩ともいえる風景です。沖の船、クレーンを積んだ軽トラック、昆布を干す広い石畳み、そしていつもどこからか流れてくる昆布の香り・・・、ゆったりと車を走らせます。 ハマベンケイソウは、船溜まりの傍らに広がる砂地で見ることができました。今回の花旅で見ることを期待していた花なので、何気なく停めた海岸で見られたときは、ちょっとうれしくなりました。 エゾルリソウによく似ていて、青紫色がきれいです。 そういえば、ハマベンケイソウの仲間はこの2種だけのようです。片や海辺、片や高山と、大きく棲み分けている両種が同じ仲間とは・・・、ちょっとだけ違和感がします。 −同じ科の植物− |
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2012.7.28 北海道 |
2012.7.28 北海道 | 2012.7.28 北海道 |
2012.7.28 北海道 |