ハガクレツリフネ |
ツリフネソウ科 ツリフネソウ属 |
山地の林下や水辺などに生える1年草で、高さは30〜80センチ。葉は互生し、菱状楕円形、先は尖り、縁には鋸歯がある。葉の脈上に白い縮れ毛がある。 花は、葉腋から出た花柄が下垂し、葉の裏に隠れるように花を付ける。花は淡紅紫色で濃色の斑点がある。距は内側に曲がるが、巻き込まない。花期は7〜10月。紀伊半島、四国、九州に分布する。 〜徒然想〜 ハガクレだ! 目的の植物を求めて藪を進みますが、先行者はこの花を見慣れているのか見向きもしません。 たちこめた霧と小雨の中ではやむを得ません。あっさりとこの地の観察をあきらめ、車に戻っていきます。 心残りなのは私のみで、遅れまいと大急ぎでかつ慎重に撮影します。ISO感度を1000にセットしたのが功を奏したようです。1枚のブレもなく撮影できていました。 後日愛知県で撮影したエンシュウツリフネとよく似ていますが、花は一回り大きいようです。 一枝に一つづつ付き、咲き始めなのでしょうか、雨に濡れ、一層みずみずしく花を垂れていました。 −同じ科の植物− |
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2013.8.25 高知県 |
2013.8.25 高知県 | 2013.8.25 高知県 |
2013.8.25 高知県 | 2013.8.25 高知県 |