フウロケマン |
ケシ科 キケマン属 |
山野の日当たりのいい草地に生える越年草で、高さは15〜50センチ。茎は無毛で赤褐色、下部で分枝する。葉は1〜2回羽状複葉で、小葉は広卵形で羽状に深裂し、裂片はさらに深裂する。 花は総状花序で、黄色の筒状花を2〜8個つける。刮ハは短線形〜線形で、少し数珠状にくびれる。花期は4〜7月。中部地方以西〜九州に分布する。 〜徒然想〜 ホームグランドの信州でずっと探していますが、みつけられないままでいました。 西日本では普通に見られるということなので、期待をもって花探しに臨みました。しかし、はじめに訪れた広島の地でみつけたフウロケマンの葉には、ようやく咲き始めた花が数個付いているのみでした。今年の全国的な寒さを思い知ることになりました。 それから1週間後、愛媛県の山に登りました。 この地は瀬戸内海に近く、比較的春が早い地です。満開のフウロケマンがありました。 ミヤマキケマンの基準変種で、フウロケマンの方がやや繊細で花つきが少なく、刮ハはくびれが少ないとされていますが、その違いは微妙で中間型もあるという。 −同じ科の植物− |
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2012.4.21 愛媛県 |
2012.4.15 広島県 | 2012.4.21 愛媛県 | |
2019.4.5 福岡県 | 2019.4.5 福岡県 |
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