フシグロ

ナデシコ科 マンテマ属

山野の日当たりの林縁、草地などに生える2年草で、高さは30〜100センチ。茎は高く伸び無毛で、節は暗紫色を帯びる。葉は長楕円形〜卵状披針形で、縁に毛がある。
花は茎頂や葉液に付く。萼は鐘形で長さ1センチ弱、花弁は小さく白色〜淡紅色で、開出部は2〜3ミリ、先は2裂する。花期は6〜9月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

ときどきみかけるのですが、帰化植物のような気がしてあまり真剣に撮ったことはありません。
よく見ると、タカネマンテマのような蕚筒の先に小さな花を付けています。同じ仲間であることが、よく分かります。
タカネマンテマにはあれほど憧れていたのに、あまり軽視してはいけないですね。
葉は細めの楕円形ということですが、花ばかり見ていて、下の方の葉は観察していません。これもいけないです。

−同じ科の植物−
2017.9.9 長野県
2010.8.13 長野県      2017.9.9 長野県