フジスミレ |
ミドリフジスミレ |
スミレ科 ミヤマスミレ類 |
2010.5.2 栃木県 | 2010.5.2 栃木県 |
ヒナスミレによく似ているが、ヒナスミレよりも葉が丸みがあり、花の色もやや青みが強いとされている。 沢沿いややや湿り気のある落葉樹林下などに生える多年草で、草丈は3〜8センチ。葉は地面に沿って水平に広がり、花期の葉は広卵形〜卵形で、基部は心形。表面は緑色で葉脈沿って白い斑が入り、裏面は紫色を帯びる。 花は淡紅紫色〜紅紫色で、直径1.5〜2センチ、側弁にはまばらに毛がある。花期は4月〜5月上旬。栃木県、群馬県の限られた地域に分布している。 葉に白い斑の入らないものをミドリフジスミレというが、斑の濃淡には差があり、どちらか迷うものもあった。 〜徒然想〜 荷台に積んできた自転車を下ろし、道を遡ります。しかし、予め地図で調べた以上に傾斜がきつく、すぐに自転車を押して歩くことになってしまいました。しかも、登ること約1時間、いくら登ってもフジスミレの生息環境と思えるような場所には行き当たらず、この先も見込めません。 残念ながら引き返すことにしました。 自転車が功を奏し、下りは楽〜楽です。汗をかいた体に風が爽やかです。 何ということはありません。フジスミレはスタート地点の小さな沢沿いに咲いていました。ピンクの縁取りがある小さめの花がきれいです。 −同じ科の植物− |
フジスミレ | ミドリフジスミレ | |
2010.5.2 栃木県 | 2010.5.2 栃木県 |
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