ブコウマメザクラ

バラ科 サクラ属

    
2016.4.6 群馬県 

埼玉県から群馬県にかけての石灰岩地、緑色岩地帯、疑灰角礫地などに生える落葉小高木で、高さは6メートルほどになる。
マメザクラの変種で、母種に対し、葉は長さ5〜8センチで約2倍、両面ともほとんど無毛である点で区別される。萼筒も太い。花は白色〜淡紅色で、葉の展開に先立ち花を咲かせる。花期は3月。


〜徒然想〜

師に案内していただき、この名を教えてもらいました。絶滅危惧TAのサクラでした。林道を登りつめた明るい地です。
マメザクラに近い種であることは類推されます。気付いた違いは、花が疎らに付くということでしょうか。また、背丈に対して樹幹が細く、ひょろっとした印象を受けました。

サクラの仲間の撮影では、蕚の周辺をしっかり撮影しておくことです。葉は、まだ展開していませんでした。
なお、「ブコウ」は武甲であり、埼玉の名山ですが、その地では見られなくなっているようです。

−同じ科の植物−

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