ベニシュスラン |
ラン科 シュスラン属 |
常緑広葉樹林下の湿った日陰などに生える多年草で、高さは4〜10センチ。茎は基部が横に這い、斜めに立ち上がる。葉は互生し、長卵形で3〜4枚付き、濃い緑色か赤味を帯び、普通主脈に沿って白い斑があり、網目模様が入る。 花は茎頂に1〜3個横向きに咲き、淡紅色で、長さ2〜3センチ、筒状で先が少し広がる。側花弁は線形で白色、唇弁は基部が膨れ、先は反曲する。花期は7〜8月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 ツリシュスランと同様に、ずいぶんと探した花です。前年葉や花後が見られたのに、翌年では姿・形が全く見られなくなっていたり、ようやく得られた情報でしたが、”盗掘されました!”の追加情報があったりと、何度かかっがりしたものです。 でも、今度は大丈夫だったようです。前年、残花が1、2個あった場所で、見事な大株が花を咲かせていました。欲をいえば、あと数日から1週間ほど遅い方がよかったかもしれませんが、満足です。 若い花は、突き上げるように上を向いて開花の喜びに浸っているようです。淡い紅色です。やがて、花はやや横向きに方向を変えていくのでしょう。 緑の苔の中に淡いピンク色が点々と・・・、そんな絶景は来年です。 −同じ科の植物− |
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2016.6.26 山梨県 |
2016.6.26 山梨県 | 2016.6.26 山梨県 |
2015.7.25 山梨県 |
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