バアソブ |
キキョウ科 ツルニンジン属 |
山地の林縁、草原などに生えるつる性の多年草で、他の植物に巻き付く。葉は互生し、卵形、葉の裏には白毛を密生する。 枝先に鐘形で緑白色〜紫色の花を付け、長さ2〜2.5センチ。花冠の先は浅く5裂し、裂片は反り返る。花冠の内側の縁は紫色で、奥は濃い紫色の斑点がある。花期は7〜8月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 ツルニンジンに似ていますが、全体に小振りで花期もやや早いのですが、なかなか両者を区別するのは難しいです。 花色も緑色を帯びた白色から濃い紫色まで変化に富み、ツルニンジンと重なる色合いのものもあります。根茎や種子に違いが見られるのですが、外見上は見ることができません。となると、やはり、花の大きさでしょうか。 今回バアソブを初めて見ましたが、花の大きさには歴然としたものがありました。 エピソードが一つ。バアソブの群生地に5,6人で入りましたが、みな蕾か花を終えたものばかりしかみつけられませんでした。 そんなはずはないと、先生が探します。直後に、”ここにあるじゃないか!” 開花した花がみつかりました。私を含めて5,6人、平身低頭です。 −同じ科の植物− |
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2015.8.13 山梨県 |
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