ウスギヨウラク |
ツツジ科 ヨウラクツツジ属 |
2015.5.2 山梨県 | 2015.5.2 山梨県 |
山地の林縁などに生える落葉低木で、高さは1〜2メートル。葉は互生するが、枝先に輪生状に集まって付く。葉身は楕円形〜長楕円形、表面は緑色で無毛かまばらに毛がある。 裏面は粉白色、主脈に粗い毛がある。 花は枝先に1〜8個付き、黄緑白色で筒形。花冠の先は浅く5裂する。花期は4〜6月。本州山梨、長野県以西、四国徳島県に分布する。別名ツリガネツツジ。 〜徒然想〜 同じ仲間のウラジロヨウラクはふつう赤紫色の花を付けますが、色変わりがあり黄白色の花を付けることがあります。 これが実にウスギヨウラクの花と似ていて、悩みの種でした。両者を少し調べてみました。 今のところの結論としては、葉の付き方や形は同じ、違いは花の形状で、ウスギヨウラクの方が細長いのではないかと思っています。分布も、ウラジロヨウラクは中部地方以北〜北海道に多いのに対し、ウスギヨウラクは山梨や長野県よりも西方面に多く見られます。 −同じ科の植物− |
2015.5.2 山梨県 |