ウスゲタマブキ

キク科 コウモリソウ属

山地の林下などに生える多年草で、高さは50〜140センチ。葉は長い柄があり、質は薄く、表面に粗い毛が散生し、裏面には薄くくも毛がある。葉腋にムカゴが付く。
頭花は円錐花序になり、小さな花が多数付く。花は初め黄色で、後に褐色となる。総苞片は5個で白色。花期は8〜10月。関東地方以西〜九州に分布する。

〜徒然想〜

似た花にタマブキ(未見)がありますが、葉裏の毛が薄いのが特徴です。観察したところ、縁には多くの毛が見られました。
2年ほど前に、師匠格の方のHPでこの名を知りました。初めて聞く名だったので、チェックしていた花です。
少しだけ時間があったので、高尾山に出かけてきました。半日で花観察ができる手軽な距離です。花をみつけたら、それで終わり。ピストンで下山する予定です。
そして・・・、予測したとおりの道でみつけることができました。してやったり、ですね。

目立つ花ではないので、撮影していても、気に留める登山者は少ないです。一人だけ花の名を問われました。”ウ・ス・ゲ・タ・マ・ブ・キです。” 首をかしげて登っていきました。

キチジョウソウを近くでみつけておいたので、寄ってみました。

−同じ科の植物−
2016.10.4 東京都高尾山
2016.10.4 東京都高尾山 2016.10.4 東京都高尾山
 2016.10.4 東京都高尾山    2016.10.4 東京都高尾山(画像にポインターをおいてください)
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery