オオヤマツツジ |
ツツジ科 ツツジ属 |
山地の日当たりのいい場所に生える半常緑低木で、高さは1〜3メートル。葉は卵形〜被針形で全縁、両面や縁に長毛が散生する。 枝先に紅紫色の花を付け、花冠は直径5〜6センチのロート形で、5裂する。上側の裂片には斑点がある。雄しべは7〜10個。花期は4〜5月。関東地方、静岡、岡山、山口県に分布する。 〜徒然想〜 八ヶ岳の清里近辺は、今ではすっかり観光地化して、日中の道路は頻繁に車が行き交います。 今日は、朝の早い時間にこの道路をゆっくり走り、追いつく車は除けて、林縁に咲く植物を観察することにしました。道脇には気付かなかった植物が多く、思いがけない場所でエゾノタチツボスミレの群生する姿をみると、一層八ヶ岳への想いがつのります。 このゆっくり旅の終点はオオヤマツツジです。八ヶ岳山麓の一角に、この植物の群生地があることが知られています。よく訪れた場所ですが、この一角に足を踏み入れた覚えがなく、森閑とした森が続きます。 また一つ、八ヶ岳を知りました。 −同じ科の植物− |
|
2010.5.30 長野県 |
2010.5.30 長野県 | 2010.5.30 長野県 |