オオバイヌビワ

クワ科 イチジク属

奄美大島以南に分布する常緑高木で、高さは5〜7メートルほど。葉は互生し、倒卵状長楕円形で、長さ10〜20センチ、幅3〜8センチほど。葉の表面には光沢があり、葉脈がはっきりと見える。新葉や新枝は赤味を帯びる。
花嚢は葉腋と幹(根元)に付く果実は偏球形〜球形で、直径15〜17ミリほど、橙赤色に熟す。

〜徒然想〜

デジカメの撮影記録からリュウキユウサギソウの森に入る前に、道路端に生えていたものと思われるが、ほとんど記憶が残っていません。
沖縄で見る植物はどれもが珍しく、”とにかく撮る!” を心がけています。
でも、花ならまだしも、実だけだと、記念的な撮影となってしまいます。

わずかな記憶をたどれば、イチヂクに似た実だと思った程度ですが、クワ科にイチヂク属があるのはこの植物を調べて初めて知りました。その意味では、記憶に残る植物かもしれません。

−同じ科の植物−
2008.10.18 沖縄県本島
2008.10.18 沖縄県本島 2008.10.18 沖縄県本島