オニシバリ |
ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属 |
山地の林内に生える落葉小低木で、高さは1〜1.5メートルほど。雌雄異株。葉は枝先に集まって互生し、倒披針形、質は薄く、表裏ともに毛はなく、縁は全縁。 2〜4月、葉腋に黄緑色の小さな花(萼)を数個付ける。花の先は4裂し、雌花は雄花より小さく、赤い実(有毒)となる。葉は夏には落葉する。福島県以西、四国、九州に分布する。 枝や皮は丈夫で、鬼縛りの名がある。 〜徒然想〜 ずっと以前に、植物園の名札でオニシバリの名を知った覚えがあります。小さな葉があったか、全く無かった定かでありませんが、ほとんど枝ばかりの姿だったと記憶しています。今思うと、落葉した後だったのでしょう。 初めて見る花は、粉を噴いたような淡い黄色で、固まって咲く様子からジンチョウゲ科を思わせるものがありました。 タキミチャルメルソウが生える小さな沢の傍で花を付けていました。 −同じ科の植物− |
|
2009.3.29 三重県 |
2009.3.29 三重県 | 2009.3.29 三重県 |