イボタヒョウタンボク |
スイカズラ科 スイカズラ属 |
山地〜亜高山に生える落葉低木で、高さは1〜4メートル。葉は対生し、長楕円形、全縁、先端は鈍頭で短く尖る。基部はくさび形。 枝先の葉腋に淡黄色の花を2個ずつ付ける。果実は液果で秋に赤く熟す。2つの果実はほとんど合着しない特徴がある。花期は5〜6月。山梨、静岡、埼玉、長野県に分布する。 〜徒然想〜 山から下って来たときの終盤の林道歩きが退屈なときがよくあります。好きな八ヶ岳でさえも、ある下りの砂利道はその代表で、ときどき脇道を覗いてみますが目新しい花は見られず、気だるい帰り道になります。ましてや、今回は舗装道を下ります。 退屈の予感を救ってくれたのは、山菜採りの方々とイボタヒョウタンボクでした。4人ほどの蕗を採っていた方々と取り留めのない話題で退屈を紛らわします。 イボタヒョウタンボクは退屈になりかけた頃に、道脇に現れました。 登りは先を急ぐため、目に入らなかった花です。道脇に多くあって、気付かなかったことに苦笑いです。 −同じ科の植物− |
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2010.6.12 長野県 |
2010.6.12 長野県 | 2010.6.12 長野県 |
イボタヒョウタンボクの実と思いましたが、合着しているのでヒョウタンボクの実のようです。 2010.8.13 長野県霧ヶ峰 |