エゾネギ |
ユリ科 ネギ属 |
2015.7.8 北海道 | 2015.7.8 北海道 |
山野や海岸の草地などに生える多年草で、高さは30〜50センチ。葉は根際から2〜3本出て、円筒形。 花は赤紫色で、茎の先に半球形に多数付ける。花被片は6個あり、披針形〜広披針形で、長さは14ミリ前後。先は鋭くとがる。雄しべは6個で、花披片よりも短い。花期は5〜8月。北海道〜本州北部に分布する。 〜徒然想〜 海岸近くの湿原で、鮮やかなピンクの花の群落をみつけました。 エゾネギだ! この度の北海道花旅で事前にチェックしていた花です。今日は花旅の最終日で、この湿原にあることは予想していなかったので、小躍りして喜びました。 アサツキと亜種関係ですが、花被片はアサツキが8〜12ミリに対し、本種は14ミリ前後で、従って球形の花序が直径4、5センチほどと大きく、明らかに違いが分かります。 また、今回の花旅では、知床半島でミヤマラッキョウを見る機会に巡り合いました。こちらの花序はずっと小さく2センチほど、雄しべは花被片より長く飛び出します。 -同じ科の植物- |
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2015.7.8 北海道 |