エゾキヌタソウ

アカネ科 ヤエムグラ属

原野や山地の日当たりのいい場所に生える多年草で、高さは20〜50センチ。茎はやや硬く4稜があり、まばらに毛ある。葉は4枚(2枚は択葉)が輪生し、狭披針形〜線状披針形で先は尖る。
花は葉腋から出る枝先に円錐状の花序を作り、多数の花を付ける。花冠は4裂して白色、直径4ミリほど。花期は6〜8月。北海道に分布する。

〜徒然想〜

知床半島の道端に生えていたものです。
この道を車で走るのは2回目です。今度は一人旅ですので、一層ゆっくりです。
後ろから車が近づくと脇によけ、先に行ってもらいます。
気になる植物が目に入ると、車を停めて確認です。
無料の野天風呂は、時間をかけて入ります。

そんな旅の途中でこの花に出逢いました。
調べれば、何処にでもある植物ではないようです(絶滅危惧U類)。
ゆっくり旅では、こんな幸運もあります。

キヌタソウは本州〜九州の山地に生えます。

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2012.7.25 北海道
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