エゾエンゴサク |
ケシ科 キケマン属 |
2013.6.10 北海道 | 2013.6.10 北海道 |
湿り気のある草地、林内、林縁などに生える多年草で、高さは10〜25センチ。地中に塊茎があり、1本茎を出す。葉は1〜3回3出複葉で、小葉は線形から卵円形まで変化が多い。 花は、茎頂に筒状花を総状に多数付ける。花冠は青紫色で、長さ1.5〜2.5センチ。薄い色や白など色変わりも多い。花期は4〜5月。北海道〜本州中部地方以北に分布する。 〜徒然想〜 いつかは見たいと思っていた花ですが、図鑑には花期は4〜5月とあります。この時期の北海道は花がまだ少なく、この花目的の遠征は優先順位としては低いものでした。 6月、札幌周辺の花散策を終え、雨竜湿原を目指して車を走らせていると、北海道の花友さんから連絡が入りました。フギレオオバキスミレの情報です。 進路を山越えの道に変更します。 峠道は雪解けが終わったばかりの様相で、芽吹きが始まっているような景色が続きます。青い花が目に入りました。 エゾエンゴサクだ! 思いがけない花との出逢いに、小躍りしたくなりました。 一つ二つ見られた花が、道を進めるたびに小群生になり、そして大群生が見られるようになってきました。すっかりフギレオオバキスミレへの道が遅くなってしまいました。 −同じ科の植物− |
2017.5.17 北海道 | 2013.6.10 北海道 |
2013.6.10 北海道 | ||
2013.6.10 北海道 |