エゾアオイスミレ |
スミレ科 ニオイスミレ類 |
山地の落葉樹林下などに生える多年草で、草丈は3〜10センチ。葉は卵形で先は尖るが、花期には開かずに巻いている。全体にビロード状の毛が多い。 花は紅紫色で、直径1.5センチほど。アオイスミレに比べよく平開し花色が濃い。側弁は有毛。花期は4〜5月。本州中部地方以北、北海道に分布する。 〜徒然想〜 エゾの名が付いていますが、分布域は本州中部地方以北と報告されています。全体に毛が多く、アオイスミレよりもやや高所、深山に生育します。 数年前に見たと思われたオクタマスミレを確認にこの地を再訪したのですが、車が停めにくい林道の手前で停めたのが幸いしたようです。普段なら通り過ぎてしまう林道脇にこの花が隠れていました。 花期には直立する毛深い葉は、他のすみれにはない特異な姿です。葉は次第に展開し、花が終わる頃にはコスミレに似た卵形となります。 収載画像に誤りがあり、修正しました。残った画像も本種としていいのか、心許ないです。 −同じ科の植物− |
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2010.4.24 山梨県 |
2016.4.13 群馬県 | 2016.4.13 群馬県 |