アズマギク |
キク科 ムカシヨモギ属 |
乾いた草原などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。花を付けない茎の葉はロゼット状でへら形、先は円く、縁に毛がある。 頭花は花茎の先に1個つき、淡紫色だが、濃淡に変化がある。白花もみられる。花期は4〜6月。本州中部地方以北に分布する。 ミヤマアズマギクとの違いは冠毛の色と総苞の毛の状態にある。 〜徒然想〜 一昨日、ゲンゴロウとともにアズマギクが絶滅したとニュース報道され、エッ!と思いましたが、東京都のレッドデータブック2010年版公開のニュースでした。 そうですか、この花が東京都で咲いていた時期があったのですか。開発された丘陵地でしょうか、奥多摩の方でしょうか〜ちょっとだけ、咲いている様子を想像してみることにしました。 福島の山では、そこかしこにこの花が咲いていて、山に彩りを添えていました。この山からアズマギクが消えることは当分の間無いでしょうが、絶滅が危惧されている植物は沢山あります。環境変化、食害などによるものですが、せめて盗掘による絶滅は無くしたいものです。 −同じ科の植物− |
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2010.6.26 福島県 |
2010.6.26 福島県 | 2010.6.26 福島県 |