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”ホテイランからのお誘い2”


ラン科ホテイラン属 Calypso Salisb.

地生の多年草。茎の下部は偽球茎状に肥厚し、白色。花茎はこれより出て基部に1葉がある。葉は有柄で卵形、明瞭な3脈があり、多肉で凹凸が多い。花はやや大型で花茎に単生し、下垂する。花被片は細長く、同形、同大。唇弁は花被片より長く、太くふくらんで上靴の形をしており、爪先の方は尖った距となって、先が二又にわかれ、また、開口部の前縁には舷部が広がり、その入り口にあらい毛が列生する。蕊柱は花被片より短く、両縁は翼状に広がり幅が広い。花粉塊は卵形、蝋質で4個。ただ1種がヨーロッパ、シベリア、日本、アリューシャン、アラスカ、北アメリカに広く分布する。



ホテイラン Calypso bulbosa(L.) Oakes var.speciosa(Schltr.)Makino

針葉樹林下にはえる。偽球茎は2−3節があり、狭卵形で白色、少数の根がある。葉は1.5−3cmの葉柄があり、葉身は卵状楕円形、長さ2.5−5cm、幅1.5−3cm、縦じわが顕著で、縁は波状に縮れ、裏面は紫色、花茎は直立し高さ6−15cm、基部に膜質で茶色の鞘状葉があり、5−6月、先端に桃色の美しい1花をつける。苞は広線形で鋭尖頭、長さ1−2.5cm。萼片および側花弁は開出し、線状披針形で、鋭尖頭、長さ2−3cm、幅3−4mm。唇弁は下垂し、長さ2.5−3.5cm、白色、内面に淡褐色の斑点があり、背面は袋状にふくらみ、先は二又にわかれ距となって舷部より長く突出する。蕊柱は卵状楕円形、長さ1.5cmばかりで扁平。本州中部の亜高山に分布する。
−基本種ヒメホテイランは唇弁の距が舷部とほぼ同長のもので、日本では北海道(定山渓)と青森県にみられるだけであるが、この方がヨーロッパから北アメリカまで広く分布する型である。また、青森県のヒノキアスナロ(ヒバ)林下を向くと、しばしば白花品に出会うことがある。

(日本の野生植物 草本T 平凡社より)

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.5.27 長野県八ヶ岳

2006.6.3 長野県八ヶ岳

2006.6.3 長野県八ヶ岳

2006.6.3 長野県八ヶ岳

2006.6.3 長野県八ヶ岳

2009.5.23 長野県伊那市

2009.5.23 長野県伊那市

2009.5.23 長野県伊那市

2009.5.23 長野県伊那市

2009.5.23 長野県伊那市

2006.5.27 長野県八ヶ岳