ヤマタイミンガサ

キク科 コウモリソウ属

深山のやや湿った落葉樹林下などに生える多年草で、高さは60〜90センチ。葉は互生し、根性葉は長柄があり、掌状に3〜7裂、さらに3浅裂する。
茎の先の円錐花序に淡黄色〜白色の頭花を多数付ける。総苞は長さ5〜10ミリ、5〜6個の小花からなる。花期は7〜9月。宮城県〜中部地方、四国に分布する。

〜徒然想〜

ヤブレガサに似ていますが、ヤブレガサより葉の切れ込みが深くなく、大型です。
長年、葉のみの恥ずかしい画像を添付していました。すぐにも花を追加できると思っていたのですが、なかなかそのご縁が授かりませんでした。
今回の画像もまだ蕾です。
この蕾を撮った機会に、開花した花を撮りに行こうと思ったのですが、雨になったりしてその機会も失してしまいました。
わざわざこの花だけを撮りに行く気力も起こりません。また、次の機会です。

-同じ科の植物-
2014.6.29 福島県
 2014.6.29 福島県    2014.6.29 福島県

ヤブレガサと葉がよく似ていますので、今はその比較のためにのみ収載することにします。
こちらもヤブレガサと属は違いますが(キク科コウモリソウ属)、7〜9月に花が咲きます。
(2006年記)

2006.5.27 長野県八ヶ岳