ウチョウラン |
ラン科 ウチョウラン属 |
山地の湿った岩場などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。葉は2〜4枚付き、線形。 花は茎の上部に数個付け、淡紫色〜白色。唇弁は3つに分かれる。花期は6〜8月。関東地方以西〜九州に分布する。 〜徒然想〜 山野草愛好家の中でも人気が高く、交配したと思われる苦心作の展示会が開催されるほどです。 一方、自然界では採取等により手の届く場所では、ほとんど見ることができなくなっているとされ、撮影はあきらめ状態でした。 縁はあるものです。2つの観察地の情報が入ってきました。一方は前年に情報を頂き、山に登り始めたものの岩が雨に濡れ、臆病風に吹かれて撤退した場所です。 今年こそはと心の準備をしていた時に、別の観察地の情報が入りました。こちらは、多分安全な場所と思えます。行ってみることにしました。 ウチョウランは思いがけない所で見ることができました。目の前で見られるものや望遠でも撮れないと思われるものが、岩壁から小さな花を見せています。色は淡い紫色です。中には側花弁が白く唇弁が淡紫色のツートンのものも見られます。 あきらめていた花が思いがけなく見られました。ありがたい縁です。 −同じ科の植物− |
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2013.7.14 山梨県 |
2013.7.14 山梨県(画像にポインターをおいてください) | 2013.7.14 山梨県 |
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