タヌキラン |
カヤツリグサ科 スゲ属 |
2005.4.24 東京都高尾野草園 | 2007.5.3 新潟県 |
山地の湿った岩壁や斜面に生え、高さは0.3〜1メートル。上部の1〜3個の小穂は雄性、下部の2〜5個は雌性で下垂する。 花期は6〜7月。北海道西南部、本州中部地方以北に分布する。 〜徒然想〜 タヌキランは、ランの名が付くがカヤツリグサ科です。 垂れ下がる穂は、色具合や感触が狸の毛並みにそっくりです。ランの字を除けば、当を得た名前です。 全然話が違いますが、先日湘南の海岸道路を伊豆に向かって車を走らせていたら、道路に狸と思われる死骸がありました。かわいそうにと思いながらも、こんな所になぜ狸が・・・と思ったものです(昨今は都会にも棲みついているようです)。 そしてその時、なぜかタヌキランを連想してしまいました。だいぶ植物の世界への病気が進んでいると苦笑いしてしまったものです。 新潟では舗装道路脇にぶら下がっていました。 −同じ科の植物− |
2007.5.3 新潟県 | 2007.5.3 新潟県 |