ザゼンソウ

サトイモ科 ザゼンソウ属

使える写真が2枚しか無く、追加してからと思っていたが、もう5月半ば、他の撮影予定が入っており、今年も撮影機会を失するかもしれない。

ザゼンソウ、的を得たいい名前だと思う。茶褐色の「仏炎苞」の中に小さい花が集まった花穂をもつ。
マムシグサやユキモチソウで仏炎苞という名を知り、
“なんで!”と名のいわれが疑問でしたが、この花をみて初めて仏炎苞の意味合いが理解できたような気がする。仏様が祠で座禅しているようです。

水湿地に生える多年草で、悪臭がある。花は葉より先に出て、果実は夏に熟す。葉は長柄があり円心形、花後も伸びて40センチほどになる。
仏炎苞はふつう暗紫褐色で、まれに緑色になるものがあり、これをアオザゼンソウと呼ぶ。

その後の出逢いでは、仏炎苞の色変わりや葉が伸びたものがみられました。

−同じ科の植物−
2003.6.8 長野県栂池
2003.6.8 長野県栂池
2007.1.13 群馬県赤城山
3つのアオザゼンソウが頭を出している。
2007.1.13 群馬県赤城山
 
 2013.5.11 長野県    2009.2.11 埼玉県秩父
 
 2018.5.13 北海道    2018.5.13 北海道