センニンソウ キンポウゲ科センニンソウ属

奥多摩御岳山から大岳山に登り、奥多摩駅に下る途中、一際目立つ白い花に巡り逢った。暗い林の中で、まるで自ら光を発するように白く輝いていた。夢中で何枚か写真に収めたが、後で毒性が強いセンニンソウと分かり、悄然としたことを覚えている。

道端や林の縁の日当たりのいいところに生える、つる性の小低木。葉腋から円錐花序を出し、白い花を多数付ける。白い花弁にみえるのは萼片で、4個が十字形に開く。
葉は対生し、3〜7個の小葉からなる羽状複葉。小葉は卵形または卵円形で、ふつう鋸歯はないが、下部の葉に切れ込みがあることがある。

根を乾燥したものは和威霊仙(わいれいせん)といい、へんとう炎、神経痛、リューマチなどに効能があるが、
毒性が強く、民間では絶対に飲用してはいけない。葉や根の汁液を皮膚に付けると赤くなり、水膨れを起こすことがある。
2004.8.8 東京都奥多摩大岳山
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