センジュガンピ

ナデシコ科 センノウ属

 
2005.8.27 山梨県北岳   2005.8.27 山梨県北岳

山地から亜高山に生える多年草で、高さ0.3〜1メートル。葉は対生で披針形、先が尖る。
花は茎頂にまばらに付き、直径2センチほど。花弁は5個で、先は浅く切れ込む。花期は7〜8月。本州中部地方以北に分布する。


〜徒然想〜

植物園で出逢ってから、花の形とその白さから好きになっていました。それが思いがけないときに山で出逢うとうれしいものです。自然の姿は植物園より小ぶりで、白さがより際立っていました。
純白の花を撮るのは非常に難しいです。白飛びしてしまうことが多いので、露出やホワイトバランスを屈指しますが、出来上がりは運任せです。全体に暗めの写真になってしまいました。

名は中国から渡来の花「岩菲」に似ることと千手観音から由来します。栃木県日光市の千手ガ浜で発見されたからとの説もあります。

−同じ科の植物−

 2006.8.11 山梨県北岳    2006.9.9 山梨県北岳
花弁に2個ずつ付属体があります
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