ジュウニヒトエ
シロバナジュウニヒトエ
シソ科 キランソウ属

 
2007.4.1 東京都高尾山   2007.4.1 東京都高尾山

山地に生える多年草で、茎が株から数本束生し、高さ25センチほどになる。全体が白い毛で覆われる。
葉は対生し、2〜4対あり、倒卵状さじ形〜長楕円形で、まばらに波状の鈍歯牙がある。
花は淡紫白色で唇形、下唇は大きく、上唇は小さい。花期は4〜5月。本州、四国に分布する。

〜徒然想〜

奥多摩の杉の木の下に点々と咲いていましたが、日暮れが近く暗い登山道だったので良く撮れませんでした。もっと慎重に撮ればと悔やまれます。それでも、野草園で見てから自生種を見たかったので、ホッとしたものです。
高尾では、初めて踏み入れる林道の奥に群生していました。比較的明るい場所で撮りやすく、奥多摩のリベンジができると、喜び勇んで撮りました。

その後もしばしば撮影の機会があり、花色が微妙に違うものもありました。青みを帯びるものを中心に、ピンク色を帯びるものも見られました。
花が白いものはシロバナジュウニヒトエと呼ばれることを知り、これに合わせ全体を修正し画像を追加しました。

−同じ科の植物−

2013.4.7 東京都高尾山     2004.5.9 東京都奥多摩笹尾根
白花
2007.4.1 東京都高尾山
全体に毛が多い
 
   2012.4.15 広島県
白花
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery