ラショウモンカズラ

シソ科 ラショウモンカズラ属

 
2006.4.30 東京都裏高尾   2006.4.30 東京都裏高尾

山地の林内などに生える多年草で、高さは20〜30センチ。茎は直立し、まばらに長毛が生える。花が終わる頃に長い走出枝が伸びる。葉は対生し、三角状心形、先はやや尖り、基部は心形、縁に粗い鈍鋸歯がある。
花は茎の上部の葉腋に数輪ずつ付き、紫色で長さ4〜5センチの唇形花。上唇は短くて2裂、下唇は3裂、中央裂片は大きく下に反り返って2裂し、濃紫色の斑点があり、長い開出毛がある。雄しべは4個で、柱頭は2裂する。花期は4〜6月。本州〜九州に分布する。

〜徒然想〜

高尾いろはの森の「森の図書館」前で花の写真談義にな
りました。管理人(らしき人)と写真展を開いていた写真家Y氏、登山者2、3人と私。
図書館前でシロスミレを撮っていたら、管理人と登山者が話しかけてき
ました。突然このシロスミレが咲き始め、しかも割と大きな株なので驚いているという。
しばし、近くに咲いているスミレの仲間を教えてもらって、ラショウモンカズラを撮影に向かった
Y氏のもとへ穏やかな語り口の方で、好ましい。
使い込んだカメラのファインダーを覗かせて頂いたが、さすがに背景の置き方がすばらしい〜花が浮き上がっている。同じ位置で撮らせてもらったが、さて、できあがりは・・・

−同じ科の植物−


2006.5.4 東京都裏高尾 2012.6.11 長野県
   2004.5.9 東京都奥多摩笹尾根  
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